キューちゃん日記は「Qちゃん新聞」に掲載されているコラムをズームアップしてお届けします。普段の出来事から家についての専門的な知識を、分かりやすく書いていきます。

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VOL29
「なぜか・・・入道雲が好きです!」
 梅雨も明け、暑い日が続きますね。今年の夏は猛暑になると言われていますが、・・・皆様はいかがお過ごしでしょうか?

 渡しは、毎年この厚い季節になるとふと思い出す事があります。それは幼い頃、絵本で見た風景です。

「待ちに待った夏休み!」都会の子が麦わら帽子をかぶり、手には浮き輪を持って、お父さん・お母さんと一緒に海水浴に行く光景です。バスに揺られて、一つ山を越えた瞬間に広がったのは、どこまでも続く青い海と、空には真白い入道雲が浮かんでいました。絵本で見てもハッとするようなとてもきれいな光景でしたので、今でも鮮明に覚えています。

 つい最近、仕事で安芸の海岸や、桂浜の近くを車で何度か通る機会があり、ふと、自分の子供の頃を思い出しました。
 渡しは、風光明媚で知られる横浪三里で生まれ、山と海がすぐ近くにありました。子供の頃は、その絵本に出てくる都会の子供のように、両親と共にバスで海水浴に行くような事はありませんでしたが・・・しかし、今思うと自然に恵まれた、とても贅沢な環境で育ちました。
 夏休みの朝は、セミの声で目覚めセミを追いかけ野山を走り、午後は海に出かけて、自分の作ったイカダに海賊船のようなマストを付け、それに釣竿を持って乗り込み、魚を釣ったり、海に潜って貝をとったりして遊びました。そして、疲れて帰って行水をし、縁側でそよ風に吹かれながら昼寝をしたときのあの気持ちよさは、今でも忘れられませんねえ。そして夕方になると、母が海でとってきた貝や魚を煮てくれている、美味しそうな夕飯の支度の匂いで昼寝から目覚めるのです。
 毎日そのくり返しでした。夏休みの絵日記には、毎日毎日セミ取りと海で遊んだこと、そして空にはいつも真っ赤な太陽と、真っ白な入道雲を書いたことを覚えています。

 皆さんは、子供の頃、夏休みはどの様に過ごされましたか?
さあ、あなたも一緒に目を閉じて子供の頃の事を思い出してみて下さい!
楽しかった事や、子供ながらに悲しかった事も、少しずつ思い出す事ができましたか?
今となっては本当に懐かしい思い出ですね。
※今思い出した皆さんの子供の頃の思い出を、私にそっと教えて下さい!
短い文章でもかまいません。今回読んでいただいた感想でもかまいません。できれば次回8月号のQちゃん新聞に掲載させて頂きたいと思っておりますので、宜しくお願い致します。

当社住所・FAX・メールまでお願い致します。あなた様からのお便りを、お待ちしております。


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