キューちゃん日記は「Qちゃん新聞」に掲載されているコラムをズームアップしてお届けします。普段の出来事から家についての専門的な知識を、分かりやすく書いていきます。

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VOL25
「皆さん、お元気ですか?ようやく暖かくなってきましたね!」
 私の知人の新潟県に住んでいる工務店の社長は、「冬の間は現場の外部作業が出来ないので作業が進まなくて大変!!見学会も春以降にならないと出来ないのです。」と嘆いていました。雪が多い地方だと、そうならざるを得ないのですね。
 この話を聞いた時、「家づくりの計画を、一年中進められる高知に住んでいる私は幸せだ!]とつくづく思いました
 
 先日、お施主様が子供さんと一緒に、当社に打ち合わせに来てくれました。
いつもながら「子供さんの感性の豊かさ」にはビックリさせられます。全く彼らは遊びを発見する天才ですね。その思いつきや記憶力のよさには脱帽です。
 考えてみれば、子供の頃はだれもがそうなんですね。ワクワク・ドキドキを求めて、友達同士次々と遊びのルールをつくっていったような記憶があります。あの頃の柔軟な頭脳を取り戻せたら、どんなに素晴らしいことでしょう!

 又、そのお施主様とプランの打ち合わせをしていた時のことです。
予算・構造・日当たりなど、いくつかの条件を考え合わせて一ケ所どうしようかと全員で悩んでいた時、突然お施主様の子供さんが指をさして「私、こんなががえい!」と言いました。そのとたん、全員パッと目の前が明るくなり「あっ、そうか!」と気づいたのです。
 固定観念の専門知識の中で、ガンジガラメとなり、いつしか柔軟な判断を失っていました。そんな時、パッとひらめいた子供さんの発想は素晴らしいと思いました。

 やはりこの仕事は、柔軟な頭脳と発想が必要ですね。これからも色々な角度から物事を見て、柔軟な発想をしていきたいと思います。

 家づくりは、子供さんも含めて家族全員で話し合って計画する事をお勧めします。

 皆さんも「こんな家はどうでしょう?」「こんな家だったら私も絶対欲しい!」などご意見があれば、こっそり私に教えて下さいね。
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