キューちゃん日記は「Qちゃん新聞」に掲載されているコラムをズームアップしてお届けします。普段の出来事から家についての専門的な知識を、分かりやすく書いていきます。

日記のTOPへ
VOL23
新年あけましておめでとうございます!!
私は、今年のお正月、大きな感動と小さな感動を味わいました!
皆さん、今年の箱根駅伝は見られましたか?
今年も駒沢大学の三連覇で幕を閉じましたね。優勝したチームや区間新記録を出したランナーは、私達に大きな感動を与えてくれました。
 しかし、その陰で次の走者にタスキを渡すことが出来ず、繰り上げスタートをしたチームもありましたね。
次の走者に、後わずかという地点で、タスキをつなぐ事が出来なかった走者の悔しさは、私には計り知れないのもがありました。
 そして、またそのタスキがつながらないまま、繰り上げスタートをしなければならず、スタートのカウントを数えられている時の、次走者の気持ちはどのようなものだったでしょうか?
 皆さんはどの様に感じられましたか?
 その後、何十秒か遅れてゴールした彼が仲間に抱えられ、彼はただ一言「どれくらい前にスタートしたの?」と。。。
 私はそのシーンに大きな感動を受けました。やはり日本人は、強い者より弱い者を応援したいという感情があるのでしょうか?
 毎年の事ですが、箱根駅伝ではいくつかのドラマがあり、多くの人を感動させてくれますね。

 そして、今年のお正月は、家族で福井県の若狭湾を望む小浜町に行って来ました。
12月の中旬に、ある新聞を見ていて、偶然目にとまった宿でした。カニ料理が食べれるという事で、即予約を入れたのですが、その時期に空いている宿・・・やはり行ってみると・・お正月のせかもしれませんが「期待はずれ!これなら鳥取の方に行ったら良かった!」と妻と娘にブーブー言われてしまいました。
 私は、鳥取には何度か行ったことがあったので、ついこちらの知らない宿を選んでしまいました。
その翌朝、レストランで朝食を食べていると、後ろの方で突然、『いやー!かわいいー』という女性の声がします。振り返ってみると、虎刈りをした3歳位の男の子に若い女性が声をかけていました。その彼女は食事が終わって帰る時、他のテーブルに座っている人にも「おはようございます!お先に失礼します。」と声をかけていました。そして、当然私達にも挨拶をして行きました。
 それを見て、私達家族はやっと初めて、「ここに来て良かったね。」と三人で話しました。
最近、日本人にはこういう心が乏しくなっているような気がしませんか?
トップページへ